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Ikunaga Diary

ぼく、大きくなったら、お豆腐と結婚するー!(๑ᴖ◡ᴖ๑)

読書ログ(2017年3月分)

今月は2冊。

※1月と2月の読書ログ、記事タイトルが2016年になってましたけど、普通に2017年の間違いです。さっきコッソリ直しました。気づくの遅すぎ。


成冨ミヲリ『絵はすぐに上手くならない』彩流社(2015)

ばくぜんとうまくなりたいと思っていませんか?「すぐにうまくなりたい!」「すぐにうまくなるわけがない…」この狭間で苦しんでいる方へ、絵を学ぶための思考法を教えます。絵を描くための近道が、ここにあります!

Twitterでも話題となった本です。私もTwitterでこの本を知りました。それにしても、身も蓋もないタイトルですよね~(笑)

「すぐに描ける!」「すぐに上達する!」系の本はごまんとありますが、この本は「自分に足りない能力は何か?」「どういう絵描きになりたいか?」を明確にして、どんな練習をしたら良いかを指南している本です。上達法というより、進路相談的な側面が強いです。

本書で何回か語られている「センスは身につけるものではなく、磨く(もしくは掘り起こす)もの」「人とは違う部分、自分らしさが個性」「個性とは普通にしてても滲み出るもので、わざと変なことをしても個性にはならない」というのは絵だけでなく、創作全体に言えることですね。

後半は「クロッキー会に出向く」「他の方と交流ができる学校に行く」など、独学の限界を感じるアドバイスもありますが、「○○が描きたいけど、何を練習したら良いかわからない」という人には、是非一読を。

絵はすぐに上手くならない

絵はすぐに上手くならない


谷山浩子Amazonで変なもの売ってる』イースト・プレス(2014)

仲良し姉妹のミカルとハルルが迷い込んだ、世にも不思議な世界。これは夢か、それとも現実か――。

シンガーソングライターの谷山浩子さんの20年ぶりの小説(小説?)です。

姉妹の掛け合いや、自身の楽曲モチーフの描写に、思わずニヤリ。序盤はそれなりに秩序が保たれていますが、次第に頭が追いついてこないくらい話が拗れてきます。まるで変な時間にうたた寝ちゃった時に見る、支離滅裂な夢を文字に起こしたような感じです。

谷山浩子さんの不気味でメルヘンな楽曲(『夢のスープ』とか『かくれんぼするエコー』とか)が好きなら結構楽しめると思いますが、一般人にはおすすめできないかも。

人類には早すぎる。